副虹
副虹
二週間ほど前、新幹線で京都あたりを午後4時前に通過中に副虹を見ました。非常にはっきりと見える下の虹は主虹で、水滴中に太陽光が屈折しながら入り、一回反射して、屈折しながら出てきた場合です。色によって出てくる角度が変化するために、多数の雨粒から反射した光は、観察者から見ると上が赤、下が紫となります。写真をよくよく見ると見える上の虹(左半分の方がややはっきりしています)が副虹で、太陽光は二回反射して出てくるため主虹よりも薄くなっています。観察者から見て下が赤、上が紫となります。局地的な豪雨のあった頃で、虹のでる条件が非常に整っていたのだと思われます。珍しい物を見られてよかったです。また、携帯電話のカメラで撮影しましたが、よく写るわ〜、と最近の半導体デバイスのすごさにも感心しました。画像をいじることができるソフトをお持ちの場合は、たとえば、色彩変換などをすると、この写真でも副虹の存在をはっきりと見ることができます。
2012年8月29日水曜日
副虹